日程
1979年(昭和54年)
7/30 | 大分 | 大分文化会館 |
7/31 | 福岡 | 福岡市民会館 |
8/1 | 長崎 | 佐世保市民会館 |
8/6 | 愛知 | 愛知県勤労会館 |
8/7 | 愛知 | 名古屋市民会館 |
8/11 | 北海道 | 厚生年金会館 |
8/12 | 北海道 | 厚生年金会館 |
8/14 | 岩手 | 岩手県民会館 |
8/15 | 宮城 | 宮城県民会館 |
8/18 | 大阪 | 大阪球場 |
8/24 | 東京 | 後楽園球場 |
セットリスト
(注)ここに表記されているセットリストは、後楽園球場における@?そらさんの記録からの書き写しです。
- We Will Rock You(Queen)
作詞・作曲:Brian May - Loving You Baby(Kiss)
作詞・作曲:Paul Stanley-Vini Poncia-Desmond Child - Honesty(Billy Joel)
作詞・作曲:Billy Joel - Hot Stuff(Donna Summer)
作詞・作曲:Pete Bellotte-Harold Faltermeyer-Keith Forsey - いとしのエリー(サザンオールスターズ)
作詞・作曲:桑田佳祐 - ブルースカイ ブルー
作詞:阿久悠 作曲:馬飼野康二 編曲:馬飼野康二 - Don’t Stop Me Now(Queen)
作詞・作曲:Freddie Mercury - 愛する君に(I’ll Supply The Love/Toto)
作詞・作曲:David Paich - Epitaph(King Crimson)
作詞:Peter Sinfield 作曲:Robert Fripp-Michael Giles-Greg Lake-Ian McDonald - Shake Your Hand(Village People)
作詞・作曲:Jacques Morali-Henri Belolo-Victor Edward Willis - Go West(Village People)
作詞・作曲:Jacques Morali-Henri Belolo-Victor Edward Willis - 心のラブソング(Silly Love Songs/The Wings)
作詞・作曲:Paul McCartney-Linda McCartney - 勇気があれば
作詞:山川啓介 作曲:筒美京平 編曲:萩田光雄 - ホップ・ステップ・ジャンプ
作詞:山崎光 作曲:水谷公生 編曲:水谷公生・佐藤準 - 炎
作詞:阿久悠 作曲:馬飼野康二 編曲:馬飼野康二 - 激しい恋
作詞:安井かずみ 作曲・編曲:馬飼野康二 - 青春に賭けよう
作詞:たかたかし 作曲:鈴木邦彦 編曲:馬飼野康二 - 君よ抱かれて熱くなれ
作詞:阿久悠 作曲・編曲:三木たかし - 傷だらけのローラ
作詞:さいとう大三 作曲・編曲:馬飼野康二 - この愛の終わる時(Comme Si Je Devais Mourir Demain/Johnny Hallyday)
作詞・作曲:Jean-Pierre Lang – Patrick Lemaître - Hot Stuff(Donna Summer)
作詞・作曲:Pete Bellotte-Harold Faltermeyer-Keith Forsey - Young Man
作曲:Jacques Morali 日本語訳:あまがいりゅうじ 編曲:大谷和夫 - セクシー・キャット
作詞:相沢行夫 作曲:矢沢永吉 - 恋の列車はリバプール発
作詞:相沢行夫 作曲:矢沢永吉 - セイリング(Sailing/Sutherland Brothers)
作詞・作曲:Gavin Sutherland
「ヒデキのように、サービス精神が旺盛で、常に新しい可能性を追い続けているタイプのスーパースター、スーパー・エンターティナーにとっては、新しいコンサートとは、なにかある新しいものへの挑戦であって、それは、ファンの喜びとなって現れてくるのだから、ステージづくりに、意欲的になるのも、当たり前だろう。」
福田一郎氏
「彼を現在まで見続けてきて痛感するのは、振付に振り回されているような取って付けたような動きではなくて、身内からの巧まざる動き、アクションなのだということだ。長い手と脚の流れるようなしなやかさ一つをとっても、日本人には異質のもの、つまり異能というものなのだろうか。バネを秘めたその動きの一つ一つがバッチリ絵になってキマッテル。これが人を魅き付けずにはおかない。」
佐藤泉氏
「西城のステージは、聴衆を身体の奥底から衝き上げさせないではおかない活力をみなぎらせている。これは、いままでの日本の歌手にはなかった質のものであ彼のステージをきいていると、レコードとは全くちがった世界が展開される。それはサミー・デービス・ジュニアのそれと同質のすばらしさなのだ。歌唱力抜群だとか、動き、語りの表現力がすぐれているといった技術の問題ばかりでなく、そこにはまぎれもない “人間” が生きていて、きき手の人間とじかに触れ合うことが可能なステージなのである、本当の意味でのエンターティナーという賛辞を贈りたい。」
伊奈一男氏
出演 & スタッフ(ライブアルバム『BIG GAME’79 HIDEKI』のクレジットより)
【演奏】鈴木武久とアルバトロス
【コーラス】シュガーズ ミュージックレイヨン
【構成・演出】プロジェクトヒデキ 今井一 一の宮はじめ 秦野貞雄 宮下康仁 田中島誠
【音楽(編曲)】前田憲男
【美術】松下朗
【照明】高部修
【音響】岡本広基
【装置】四辻勝
【舞台監督】加藤和男 二村信一
【レコーディング・ディレクター】岡村右
【レコーディング・エンジニア】内村映二 佐藤康夫
【フォトグラファー】武藤義 山内順仁
【コスチューム・デザイン】ネコ武藤
【アルバム・デザイン】酒井治
トピックス
- 東京では台風11号の余波を受け、大雨雷雨注意報が出された雷雨の中のコンサートとなった。
- 後楽園球場の動員数は32000人。(*1)
- 大阪球場では立見席から通路まで埋まり、一部のファンは外野席にまであふれた。(*2)
関連メディア
あの日あの時~ヒデキと私(Twitterより)
@?そらさん
「私も現地にいました~。録音もしていましたよ ‼
ブルースカイブルーと、勇気があれば、は元音源が、レコードには収録されていますね。
音が録れなくて、凄い音になりました。以前にYouTubeアップしています ‼
炎は3回イントロのやり直しでした。
大変でしたけど、お祭りでした。
epitaphは、バリーライトと、雨とで、ギリシャの芸術のような、秀樹でした。」
@MAKOさん
「どしゃ降りでも秀樹に俺についてくるか!なんて言われたら寧ろその悪条件を分かち合える事が幸せでした。
障害が大きいほど燃える秀樹ラブでしたがクレーン等もあり雷が秀樹に落ちたらどうしようと心配でした。
エピタフはそんな怖さもずぶ濡れの寒さも言葉を忘れる程神秘的幻想的で見惚れていました。
確かレーザー光線の演出もあの時が初だったのではないでしょうか?
秀樹の熱唱と初めて見る演出プラス稲光と雷鳴
正に奇跡のステージ
本当に貴重な体験だったと思います。」
@?そらさん
「そうですね、当時『バリーライト』と呼ばれ、秀樹が初という強い記憶がありますね。」
@MAKOさん
「バリーライトと言うんですね。
この演出は自分が初めてなんだと秀樹も張り切っていたと思います。
初めて見る光景プラス天然の演出が相まって映画の世界に迷いこんだようでした。
ステージ演出のあれもこれもあの時代の秀樹が初 !! 私達は歴史的瞬間を見せて貰っていたんですね。」
@?そらさん
「そうですね !! 張り切っていたと思います。
バリーライト、秀樹は『目潰しライト』なんていってたかも !!
あれから、レーザー光線も当たり前になりましたけど、秀樹は本当に、いい !! と思ったものは、どんどん取り入れていましたね。」
@keikoさん
「あの時、行ってました。
全身ズブ濡れです。パンフレットもびしょびしょになってしまいましたが今でも大切に持ってます!」
関連資料
パンフレット他
協力:@Fuzzyさん
1.- ファンクラブ会報『西城秀樹ニュース』第17号
2.- 文化放送小冊子『アップルハウス』第7号